歯周病でお悩みの方へ・・・治療はこんな感じです |
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問診 | まず、一番困っていることをとりあえず改善します。 しかし、実は重度でも、全く気づいていない人もたくさんいます。 (またあまりに重度の場合、まだ現在でも歯を残せない場合があるのが事実です。 しかし、1本の歯にこだわり、可能な限り治療します。) | |
治療のステージ |
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@ | 診断 | 歯周ポケット検査・歯の動揺度・歯茎からの出血・排膿・レントゲン撮影・不良な冠や詰め物の診査 |
A | 基本治療 | ブラッシングの指導・超音波による歯石除去 |
B | 中期治療 | 縁下歯石の除去・染め出しによるブラッシング指導・特殊歯ブラシによる清掃・咬合調整 |
C | 薬物療法(インターバル) | 炎症の消退の難しい人に人に用います。 この間もブラッシング指導を行ないます。 この頃には、重症な部分を中心に指導します。 |
D | 治療効果判定 | 歯周精密検査を行い、判定します。症状の安定が見られる方は、Gへ移行します。 |
E | 歯周外科 | 歯周外科は、今まで歯を抜くか、そのまま放置するしかなかった歯周病を劇的に改善するものです。 重度に歯槽骨が吸収してしまったり、手術と聞くと、ドキッとする方もたくさんいます。 しかし、通院で出来るのは当然として、局所麻酔をしますが、痛みの程度は中期治療と同程度です。 (あまりに重度の場合では対応できない事もあります。) また、歯槽骨の絶対的に少ない場合には、保険診療は出来ませんがGTR法やエムドゲインを利用する事で、失われた骨を再生する事が出来るようになってきています。 |
F | 再度治療効果判定 | 歯周精密検査を行い、判定します。 症状の安定が見られる方は、Gへ移行します。 (歯周外科の場合、予後不良はまずありません。) |
G | PMTC | 歯の表面のクリーニングです。 歯を削らず、コーティングしながら、歯の表面をつるつるにします。 |
H | 定期診断(リコール)へ | 一度治療しただけでは、歯肉の安定は、はかれません。 喉元過ぎれば・・・では、いけません。 しっかりと維持できるよう、定期的に管理させて下さい。 |